平成22年10月14日

兵庫国道管内事業見学会

[事業の概要]

 兵庫国道事務所では、交通量が多い国道43号の沿道環境の改善を目的として、特殊車両自動計測装置を用いて違反車両に警告し、注意を促す「特殊車両対策」や、「環境防災緑地」や「緑地帯」の設置、音で騒音を打ち消す「アクティブ遮音壁」を設置するなど、人とまちにやさしい環境対策を実施しています。

[見学会の概要]

 平成22年10月14日(木)、JICA研修「環境・社会配慮を取り入れた持続可能な社会資本整備事業」コースの方を対象として、最初に兵庫国道事務所において、寺山副所長による国道43号環境対策の講義を行い、引き続き環境対策のビデオを見ていただきました。その後国道43号に向かい、西宮市浜脇町の土壌を用いた大気浄化実験施設、尼崎市西向島町の特殊車両取締基地・特殊車両自動観測装置・アクティブ遮音壁・大気常時観測局の見学をしていただきました。

アクティブ遮音壁とは・・・
 道路を走る自動車からの騒音を低減するために、緑地帯の車道側に路面から5mの遮音壁を設置しています。  アクティブ遮音壁は、マイクで騒音を拾い、正反対の位相の音をスピーカーから発生させます。これで、音を打ち消し合って騒音を低減させています。

沿道環境対策概要説明状況(講義)

沿道環境対策概要説明状況(ビデオ)

土壌脱硝施設にて

特殊車両取締基地にて記念撮影