

国道28号(新潮橋北詰交差点付近)
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洲本バイパス(洲本市大野)
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市街地の通過交通を分散するバイパスの完成をめざします。
国道28号は、本州と四国を結び、古くから重要な役割を果たしている幹線道路です。神戸市中央区から、明石市・淡路島内・鳴門市を通って徳島市まで、その全長は195kmあります。神戸淡路鳴門自動車道の開通後も、地域の産業経済や住民の生活を支える大切な道路です。しかし、洲本市の中心部では交通が集中し、深刻な渋滞を引き起こしています。そこで、洲本バイパスを整備することにより、洲本市街地の通過交通を分散し、交通安全の確保を図ります。また、市街地と神戸淡路鳴門自動車道へのアクセス向上も期待されます。現在、洲本市納〜宇山間3.6kmが開通し、残りの宇山〜炬口間2.4kmの早期開通をめざしています。


より快適で、より安全な道路へ
- ● 交通渋滞の解消
- 洲本ICおよび国道28号福良方面から洲本市街地方面の通過交通の多くが洲本バイパスに転換され、各交差点における朝夕の渋滞を解消します。
- ● 災害時の代替路の確保
- 平成16年10月20日、台風23号の上陸の影響で、県道洲本松帆線(旧国道28号)は冠水。さらに、桑間橋(旧国道28号)の下部工(橋脚・橋台のこと)
部分が洗掘し(川底が掘られる現像)、長期間の通行止めが生じましたが、この時、洲本バイパスは代替路として機能し、その役割を果たしました。
残る区間についても同様に、代替路としての効果が期待されます。
- ● 沿線地域の活性化
- 洲本市内の豊かな観光施設や産業施設へのアクセスを強化し、地域の活性化に寄与します。
部分供用による整備効果

