どうすれば路上工事が少なくなる?

●施設の長寿命化を図る
例えば、15年の耐用年数の水道管を30年の耐用年数の長寿命素材の水道管を使用することで水道管の入れ替えや補修の工事件数を削減することができます。このように地中に埋設するさまざまな管路の超寿命化を図ることによって路上を掘り返す間隔を伸ばし工事の削減が図れます。

●共同溝を整備する
共同溝や電線共同溝の整備をすることで、抜本的に工事件数の削減を図るとともに、都市災害の減少や都市景観の向上を図ることができます。



※共同溝は、上下水道、電気、ガス、電話といったさまざまなライフラインを地中のトンネルに収納するもので、トンネル内で配管などのメンテナンスや交換ができるだけでなく、地震時においてもライフラインを災害から守ります。

●新技術・新工法を採用する
新技術や新工法を導入することで工期短縮を図ります。
道路上の規制をしないため、渋滞が発生しません。



※道路の地下にトンネルを堀りながら管路を敷設する工法で、交通規制などでの道路交通への影響を少なくします。

●共同工事や集中工事で効率的に進める

同一道路区間に複数工事が予定されている箇所では、工事期間を調整し集約化による集中工事を行います。また、一度の掘り起こしで、ガス・水道など複数工事業者で共同工事を行い、効率アップを図ります。