平成27年度第1回研究機構会議を開催しました

(平成27年4月15日)

大規模土砂災害対策研究機構の各機関が集まって今後の活動方針などを話し合うため、平成27年度の第1回会議を和歌山県那智勝浦町で開催しました。 会議では、今後の機構の活動方針についての議論や、各メンバーの昨年度の研究成果や今年度の研究方針等について報告が行われました。 また、翌日は各機関合同で那智勝浦町の研究フィールドの視察を行いました。

主に話し合われたこと

  1. 研究機構における研究体制や研究方針について議論が行われ、「研究成果をわかりやすくまとめ、地域へ還元することも今後の課題」「明確な研究目的を持った学生の受入など、人材育成の場としての役割も果たせるのでは」などの意見が出ました。
  2. 各機関より平成26年度の研究成果の概要や、平成27年度の研究計画が報告され、研究体制等に関する議論も踏まえ、関係機関で連携しつつ研究を進めていくことが提案されました。
  3. また、研究の推進と積極的な情報発信に努めていくことが必要との意見が出ました。
  4. 情報発信の一環として、機構のHP設置に関する報告が行われたほか、機構の研究成果を年報として取りまとめることを決定しました。

会議のようす(那智勝浦町役場)

主な出席者

  1. 黒川 純一良(大規模土砂災害対策技術センター長・近畿地方整備局河川部長)
  2. 吉村 元吾(大規模土砂災害対策技術副センター長・近畿地方整備局紀伊山地砂防事務所長)
  3. 宮武 一郎(大規模土砂災害対策技術副センター長・近畿地方整備局近畿技術事務所長)
  4. 長井 義樹(国土技術政策総合研究所深層崩壊対策研究官)
  5. 千東 圭央(和歌山県河川・下水道局長)
  6. 三木 康義(和歌山県砂防課長)
  7. 植地 篤延(那智勝浦町副町長)
  8. 橋本 典幸(那智勝浦町建設課長)
  9. 水野 秀明((国研)土木研究所上席研究員)
  10. 木下 篤彦((国研)土木研究所主任研究員)
  11. 小杉 賢一朗(京都大学)
  12. 秋山 演亮(和歌山大学)

目 的 研究機構における研究体制および活動方針の検討
実施日 平成27年4月15日
会 場 和歌山県那智勝浦町役場
参 加 国土交通省近畿地方整備局・国土技術政策総合研究所・和歌山県・那智勝浦町・(国研)土木研究所・京都大学・和歌山大学

詳細については、国土交通省近畿地方整備局HPをご覧ください。