「和歌山県土砂災害啓発センター」起工式が開催されました

(平成27年5月2日)

土砂災害に対する研究および啓発の拠点として、「和歌山県土砂災害啓発センター」の建設が那智勝浦町で進められています。本施設の建設を記念して、那智勝浦町内の建設予定地において起工式が開催されました。

土砂災害啓発センターについて

本施設は和歌山県により建設が進められており、1Fはパネルや映像を使った一般向けの啓発スペース、2Fは大規模土砂災害対策技術センターおよび大規模土砂災害対策研究機構の活動拠点として運用される予定です。

建物は紀州材を使用した木造2階建てで、平成28年4月オープン予定です。

啓発センター完成イメージ

起工式の開催

鍬入れ式のようす

起工式は啓発センターの建設予定地であり、那智の滝や熊野那智大社へ至る大門坂の駐車場隣接地で行われました。

式は仁坂和歌山県知事および寺本那智勝浦町長の主催者挨拶にはじまり、二階衆議院議員および大野国土交通省砂防部長より来賓祝辞がありました。

その後、主催者および来賓による工事安全祈願の鍬入れ式が行われました。

本式典には、関係者や地元住民の方々をはじめ約400名の参加がありました。

開催日 平成27年5月2日
会 場 和歌山県那智勝浦町 大門坂駐車場南側隣接地
主 催 和歌山県・那智勝浦町
参 加 大規模土砂災害対策技術センター・国土技術政策総合研究所・(国研)土木研究所・三重大学・和歌山大学

起工式の概要は、和歌山県HPおよび国土交通省近畿地方整備局HPをご覧ください。

○和歌山県

○国土交通省近畿地方整備局