防災講演会を開催しました

(平成27年12月13日)

地盤工学会・和歌山大学・近畿地方整備局の主催で、和歌山県那智勝浦町において、地域の地質と災害に関する研究成果や取り組みについて紹介する防災講演会を開催しました。 県内外から200名を超える参加があり、大学や行政関係者、民間の技術者から、平成23年紀伊半島大水害の概要や対策の状況、地質と災害との関連性などについて紹介しました。 参加者からは「大水害から4年たった今、改めて防災意識を高めるきっかけとなった」といった感想が聞かれました。

講演会の主な内容

○国土交通省近畿地方整備局の取り組み

紀伊半島大水害における土砂災害に対する対策工事や研究の取り組みについて紹介しました。

○土砂災害を引き起こした降雨の特徴

土砂災害の発生と降雨との関係性に関する分析結果を報告しました。

○紀伊半島の分化遺産被害

紀伊半島大水害による文化財の被害の特徴について調査成果を紹介しました。

講演会のようす

地域住民をはじめ、県内外から200名を超える参加があり、「大水害から4年たった今、改めて防災意識を高めるきっかけとなった」といった感想が寄せられました。

パネル展示・映像上映等

○土砂災害の3D映像上映

土砂災害のメカニズム等について紹介する3D映像を上映しました。

○紀伊半島大水害の写真パネル展示

紀伊半島大水害の状況を伝えるパネルの展示を行いました。

○災害情報システムPCデモ

災害時の避難を支援する情報システムのPCデモンストレーションを行いました。

映像上映・展示風景

目 的 住民の防災意識向上のための啓発
開催日 平成27年12月13日
場 所 和歌山県那智勝浦町 那智勝浦町体育分化会館
参 加 和歌山大学・国土交通省近畿地方整備局・和歌山県・那智勝浦町