2017年度河川技術に関するシンポジウムに参加しました

(平成29年6月15日~16日)

6月15日、16日に東京大学農学部で開催された「2017年度河川技術に関するシンポジウム(主催:土木学会水工学委員会河川部会)」において、大規模土砂災害対策研究機構に所属する組織の職員が日頃取り組んでいる研究について発表を行ってきました。

大規模土砂災害対策研究機構の取組について

「大規模土砂災害対策研究機構」では、土砂災害の危険性が高い箇所の抽出、適切な避難を実現するための対策、次世代型の災害対応技術などについて研究開発を行うとともに、防災に関わる人材育成や防災知識の普及、技術の発信などに取り組んでいます。今回の発表は、表層・深層崩壊対策について取り組んでいる研究内容を広く発信することを目的としたもので、たくさんの方々の前で発表することができました。また、参加者と活発な質疑応答が交わされました。

発表タイトル及び参加者

  1. 「タンクモデルにより求まるタンクからの流出量が流域からの表層崩壊・土石流に伴う土砂移動量に及ぼす影響 (国土交通省国土技術政策総合研究所 木下主任研究官)」
  2. 「空中電磁探査による比抵抗の分布に着目した深層崩壊危険斜面の抽出技術の開発 (国土交通省近畿地方整備局大規模土砂災害対策技術センター 田中係長)」
  3. 「濁度成分の量と粒径に着目した流域内の崩壊監視に関する研究 (和歌山県土砂災害啓発センター 西岡主査)」
国土技術政策総合研究所
木下主任研究官
大規模土砂災害対策技術センター
田中係長
和歌山県土砂災害啓発センター
西岡主査
発表会場のようす