紀南マンホールウォッチング
道路にはいろいろなものがあります。道路上や道路脇には、進路を示す標識や交通標識、信号が立っています。一方路面には、センターラインや横断歩道、レーンの進行方向を示す矢印が描かれています。
もうひとつ、路面にあるもの、それはマンホールです。ドライバーの方は、運転しながらマンホールウォッチングをしては危険ですので、車を降りて歩いているとき、たまには足元を見てみてください。そのマンホールを設置した団体により、またその用途により、いろんなマンホールがあることに気づきます。
ここでは、紀南各市町村にある、その市町村ならではのデザインが施されたマンホールを紹介します。
御坊市御坊〜みなべエリア
御坊市の汚水用マンホールです。真ん中に描かれているのは、御坊市の特産、マメの花です。まわりには、市の木、クロガネモチと市の花、コギクが描かれています。もう1種類、真ん中の花が御坊市の花木「ハマボウ」のものもあるそうです。
みなべ町御坊〜みなべエリア
みなべ町の汚水用マンホールです。みなべ町と言えば梅、梅の花と、梅の実が大きく描かれています。(写真提供:NPO法人 花つぼみ)
もう一つ、みなべ町の汚水用マンホールです。みなべ町にある千里ヶ浜はアカウミガメの産卵地として有名なので、アカウミガメがモチーフになっています。下の方、「おすい」と書かれているところにある花のマークは、みなべ町の町章です。町の花はもちろん、梅です。(写真提供:NPO法人 花つぼみ)
続いてみなべ町の下水用マンホールです。やはり梅の花と実、それにウグイスが描かれています。一目何万本と言われる梅林を表しているのでしょうか、梅の花がたくさん描かれています。(写真提供:NPO法人 花つぼみ)
田辺市口熊野エリア
田辺市芳養で見つけた汚水用マンホールです。梅の花と松が描かれています。(写真提供:市民の力わかやま)
こちらも田辺市の汚水用マンホールです。これには、梅の花と、実も描かれています。(写真提供:NPO法人 花つぼみ)
田辺市の汚水用マンホールです。田辺市では、みなべ町同様、梅の生産がさかんで、市の花でもある梅が描かれています。(写真提供:NPO法人 花つぼみ)
田辺市からもう一つ、下水用マンホールです。こちらにも梅の花、それにウグイス? メジロ?が描かれています。花つぼみさんが田辺市役所に尋ねてくださったところ、この図案は、梅にメジロだそうです。(写真提供:NPO法人 花つぼみ)
ちょっと番外ですが、同じく田辺市の量水器です。やはり梅と、梅といえば・・・ウグイスですが、市の鳥がメジロなのでメジロかもしれません。どっち?
こちらもちょっと番外、同じく田辺市の新庄町で見つけた消火栓です。消防車のイラストがかわいいです。(写真提供:NPO法人 花つぼみ)
上富田町口熊野エリア
上富田町朝来・生馬・岩田地区の汚水用マンホールです。この地区の特産、ひょうたんと、町の花、サクラが描かれています。(写真提供:上富田町上下水道課)
もう一つ、上富田町岡・一の瀬地区の汚水用マンホールです。町の花、サクラとヤマモモが描かれています。(写真提供:上富田町上下水道課)
上富田町朝来で見つけた、汚水用マンホールです。町の特産「ひょうたん」と、町の花「サクラ」、オカフジで有名な「フジ」、それに「ヤマモモ」が描かれており、町の魅力勢揃いのマンホールです。(写真提供:NPO法人 花つぼみ)
新宮市熊野川〜新宮エリア
新宮市の雨水用マンホールです。市の花、ハマユウが描かれています。(写真提供:新宮市都市建設課)
白浜町白浜・椿エリア
観光地白浜のシンボルである名所「円月島」、「青い海と帆船」をイメージし、みんなのきれいな海を、豊かな自然を未来へ残そうとの願いが込められています。(写真提供:白浜町上下水道課)
太地町那智勝浦・太地エリア
太地町といえば、クジラ。マンホールにも荒波の中を泳ぐクジラが勇ましく描かれています。(写真提供:太地町産業建設課)
この特集では、紀南地域各市町村担当課さまに写真や情報の提供でご協力いただきました。ありがとうございました。