紀の川ダム統合管理事務所 大滝ダムのリサイクル技術

大滝ダムのリサイクル技術
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リサイクル技術

スラッジの有効活用

ダム建設工事にともない多くのスラッジ(水分を多く含んだ汚泥)が発生します。大滝ダムでは、このスラッジを緑化土壌等に転用し、有効活用しました。

再生コンクリートの活用

コンクリート骨材(ガラ)を原石山工事用道路の舗装に有効活用しました。

掘削ズリの利用

掘削ズリの利用イメージダム周辺の様々な構築物が周囲の景観に溶け込むよう、大滝ダムでは水路、工事用道路の表面保護や階段などに対して、堤体掘削にともなって発生した掘削ズリ(岩石や土砂)を石積(石張)材料として使用しています。これによって掘削ズリの処分量が減少するうえ、コンクリートで作るよりも自然で景観上美しい構造物となります。

間伐材の有効活用

間伐材の有効活用イメージ大滝ダムの施工場所近くには、吉野杉が多く生育しています。この育成過程で生まれる間伐材を、大滝ダム建設事業の中でいろいろなことに活用しています。

間伐材の活用は森林資源の有効利用につながり、将来は土に戻って植物の養分になる自然のサイクルにも合致した工法です。道路整備、公園整備、河川整備など、地域活性化に向けて広く活用を図っています。