紀ノ川ダム統合管理事務所 大滝ダムの効果

大滝ダム建設の効果
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渇水の歴史

紀の川では平成2、4、6、7、8、13、14年と、近年でも渇水が頻発し、その度、地域住民の生活にさまざまな影響が出ました。特に平成6年6月から9月にかけて全国を襲った猛暑は、最高気温、最少降雨量の記録を塗り替え、紀の川も川底が現れるほどの渇水に見舞われたため、和歌山県と奈良県では多くの世帯で給水制限が行われるなど、生活に大きな支障が発生しました。さらに平成7年の渇水でも平成6年とほぼ同じ広範囲の地域で取水制限が行われ、水資源の確保が急務であることを物語りました。

奈良盆地では、一人当たりの年間降雨量は全国平均の1/5しかなく、水資源の確保はとても重要です。

奈良盆地と全国の年間降水量比較

年間降雨量比較グラフ