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事務局から、第3回委員会以降に実施した検討内容及び結果について、以下のとおり報告があった。
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1. 第1帯水層の細部の再現性を高める検討
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・現地確認調査に基づく、揚水の設定
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2. トンネル設置による地下水への影響検討
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・実際のトンネル構造物を想定した解析結果
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3. 過去の気象条件の再現(渇水年)
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・改良モデルによる再現
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4. 各種構造形式に関する検討
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・高架構造、掘割構造の検討
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5. 化学的変化の検討
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・地下水pHへの影響検討
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6. 地下水位変動時の土中の水分状態の検討
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・現地採取土のデータを反映した検討結果
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2) |
討議内容
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○現地状況に応じた第1帯水層の揚水設定により、細部までがより良く再現できている。
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○実際のトンネルに近いモデルで解析した結果,トンネルにより地下水流の流況阻害が発生するが、第一帯水層の地下水位への影響は数cm以下とごく僅かであることがわかった。これは過去に経験してきた渇水年の影響に比べると格段に小さい。
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○過去の渇水年には、地下水位が平年に比べて2〜3m程度低下した可能性があると推定されるが、その場合でも第1帯水層の含水量の変化は小さいことが判明した。
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○ルート決定までは地下水位観測を継続し,必要に応じて解析できるようにする。
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○ルート設定にもよるが、施工中や完成時にモニタリングすることも考慮すべきである。
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○ 高架構造の場合は連続的に地下水を遮断する構造物が無いため、地下水の流況阻害はほとんど生じないものと考えられる。
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○ 掘割構造の場合は適切な対策を講じれば、地下水の流況阻害を回避することが出来るものと考えられる。
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○ 化学的変化を検討した結果、地下水pHへの影響はわずかであると考えられる。
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