概要
CONPAS(Container Fast Pass)は、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図ることでコンテナ物流の効率化及び生産性向上を実現することを目的として、国土交通省が開発しました。今般、阪神港での導入に向け神戸港で実施したCONPASの第2回試験運用では、初めて営業コンテナを対象として輸入の実入りコンテナを搬出するとともに、参加店社も第1回より大幅に拡大して、各機能の運用を確認し、ゲート処理効率化の効果を検証いたしました。
その結果、CONPASを利用したトレーラー(CONPAS車)につきましては、利用しないトレーラー(非CONPAS車)に比べて、1台あたりのゲート処理時間が約6~8割削減される結果となりました。
<試験運用の実施概要>
1.日 時:令和3年8月23日(月)~令和3年9月3日(金) ※8月28・29日(土日)除く
2.実施場所:神戸港PC-18 上組コンテナターミナル
3.実施内容:
営業コンテナ(輸入コンテナの搬出・実入り)を対象としたCONPAS各機能の
運用の確認と、ゲート処理効率化の効果の検証
4.実施結果等
別紙のとおり