2021年10月25日

実証実験 ドローンによる巡視体制の強化
~自律飛行ドローン・赤外線カメラによる識別能力を強化させDXを推進~

概要

 木津川上流河川事務所では、洪水時に広範な遊水地内を車両で巡視し通行者や農耕作業中の方々に退避して頂くよう呼びかけています。巡視の迅速性や夜間における効率性向
上ためドローンを活用した巡視体制の強化に取り組んでおり、現地で実証実験を行います。

1.目的
 河川管理の効率化・省人化を目指し、最新技術を駆使したドローンによる河川巡視について検討しています。洪水時における上野遊水地内の巡視には、4箇所の遊水地を複数回にわたり巡視員が車両で巡回していますが、自律飛行ドローンによる巡視の実運用に向け現地実験に取り組んできました。今回は、実際の洪水時を想定した手順でドローンによる巡視を試行し、運用上の課題や効果を確認することを目的として実証実験を行います。

2.日時・場所
〇日時:令和3年10月29日(金)17時より(概要説明後18時より飛行の予定)
〇場所:集中管理センター(別紙参照) ※なお、大雨等の場合は順延

3.実施概要
①自律飛行ドローンによる巡視の試行
 2地点の離発着場所を起終点としてそれぞれ30分程度の巡視
②ドローン(赤外線カメラ搭載)で撮影したリアルタイム映像の配信
 集中管理センターにてドローンで撮影した映像を監視モニターにライブ配信

4.現地取材
 マスコミ関係者で取材を希望され、集中管理センターにお越しになられる方は、10月28日(木)15時までに別紙申込書に必要事項をご記入のうえ電子メール又はFAXにてご連絡ください。

問い合わせ先

近畿地方整備局 木津川上流河川事務所
副所長 大西 民男、建設専門官 中村 大輔
 電話0595-63-1611(代表)