2022年1月19日

世界遺産平城宮跡の建築復原工事を支える職人の方々を紹介~錺金具の職人を担い手確保として紹介するのは国土交通省(営繕)として初の取組~

概要

 近畿地方整備局では、伝統的な工法の担い手確保に資するため、平城宮跡の南門復原工事で活躍される職人の方々をホームページにて紹介しています。
 今回は第3弾として、2020年にユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統建築工匠の技「建造物装飾」のひとつ、【
錺金具(かざりかなぐ)】に携わる方々を紹介します。

○建築に係る伝統的な工法は、歴史的建造物等の保存修理のみならず現代の建築物にも活用されている技術です。その技を受け継ぐ職人の数は年々減少しており、技の伝承と技能を継承する担い手の確保は重要な課題となっています。
 
○近畿地方整備局では担い手確保に資するため、世界遺産平城宮跡の南門復原工事において伝統的な工法に携わる職人の方々を、技の魅力とともにホームページにて紹介しています。第1弾の木工事、第2弾の瓦製作に引き続き、今回は【錺金具】について掲載しました。錺金具を含む「伝統建築工匠(でんとうけんちくこうしょう)の技(わざ)」は2020年にユネスコ無形文化遺産に登録されています。

    
南門(令和4年3月完成予定)


錺金具(木口金物)作業風景

1.掲載先 https://www.kkr.mlit.go.jp/build/policy/other/ninaite.html
2.掲載内容
(1)平城宮跡第一次大極殿院南門復原工事で用いられた錺金具の紹介
(2)錺金具に携わる職人の方々へのインタビュー

問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 営繕部 
計画課長 髙井 雅木(内線5151)
計画課 営繕技術専門官 山本 卓也(内線5156)
 TEL 06-6942-1141(代表)、06-6944-0004(直通)