概要
○ 大野油坂道路事業の事業費等を適正に監理することを目的に、近畿地方整備局、福井県が
相互に連携・協力し、事業進捗状況、今後の見通し及び事業費等について情報共有を図る
ため、1月28日に「第10回 中部縦貫自動車道事業費等監理会議」を開催し、同月20
日に開催した有識者検討会の結果を報告しました。
相互に連携・協力し、事業進捗状況、今後の見通し及び事業費等について情報共有を図る
ため、1月28日に「第10回 中部縦貫自動車道事業費等監理会議」を開催し、同月20
日に開催した有識者検討会の結果を報告しました。
○ 有識者検討会では、新子馬巣谷橋(仮称)の工事課題について、具体的な対策方針に関す
る事務局案を以下の通り提示し、妥当であるとの結論をいただきました。
る事務局案を以下の通り提示し、妥当であるとの結論をいただきました。
➤ 大きな地すべり面の存在や、P1橋脚ケーソンの沈下不能対策については、施工の安全
性・確実性、橋梁の長期安定性の観点を踏まえ、回転切削圧入工法で鋼管を地中に30
本打設する対策を講じる。
性・確実性、橋梁の長期安定性の観点を踏まえ、回転切削圧入工法で鋼管を地中に30
本打設する対策を講じる。
➤ 地質調査結果に基づき、支持地盤の変更が必要となったP1橋脚ケーソンについて、ケ
ーソン躯体を当初設計より2.5m伸ばす対策を講じることを基本とするが、掘削中に実
際の地盤で強度が得られた場合は、支持地盤の変更を可能とする。
ーソン躯体を当初設計より2.5m伸ばす対策を講じることを基本とするが、掘削中に実
際の地盤で強度が得られた場合は、支持地盤の変更を可能とする。
➤ 7号補強土壁について、重力式擁壁に構造変更し、破砕帯を避けた位置に場所打ち杭を
設置する対策を講じる。
設置する対策を講じる。
○ なお、雪の影響等で、A1橋台や隣接切土法面に動きも見られ、有識者からは、今後の施
工にあたっての安全管理の徹底について助言がありました。
工にあたっての安全管理の徹底について助言がありました。
○ 今後、地盤の動きを抑止するための対策工事に着手し、年度内を目途に、精査中の開通時
期について、お知らせする予定です。
期について、お知らせする予定です。