概要
○国土交通省では、近年の気候変動への適応や、カーボンニュートラルへの対応のため、水力発電の増強に取り組んでいます。
○大滝ダムでは、「ハイブリットダム」の取り組みの一環として気象予測を活用し、治水容量の水力発電への活用を図る「ダムの運用の高度化」について、試行運用を開始します。
【概要】
・大滝ダムでは、ハイブリットダムの運用の一環として「ダムの運用の高度化」の試行運用を
開始します。「ダムの運用高度化」とは、洪水調節を行った後や洪水に至らない出水時に、最新
の気象予測技術を活用し、洪水対応に支障のない範囲でダム貯水池に水を貯留し、隣接する
関西電力の大滝発電所で有効に発電しながら放流することで、従来のダム運用よりも増電を図
る試行的な取り組みを言います。ハイブリットダムの取り組みは、近畿地方整備局管内の直轄
ダムでは昨年度から試行運用開始した天ヶ瀬ダムに続き、2事例目です。※詳細は別紙
・試行運用の期間:出水期間(6月16日~10月15日)