道ができるまで

道ができるまで

みんなが毎日(まいにち)とおっている道(みち)は、どうやってつくっているんだろう?
道(みち)をつくるためには、たくさんやらなければいけないことがあって、いろんな人(ひと)が力(ちから)を合(あ)わせているんだよ。
さぁ、道(みち)ができるまでを体験(たいけん)してみよう!

 


調査します
国土交通省(こくどこうつうしょう)が5年(ねん)に1度(ど)、どこに新(あたら)しい道(みち)をつくればいいのか情報(じょうほう)を集(あつ)めます。「どれぐらいの人(ひと)が利用(りよう)するか?」「どれだけみんなの暮(く)らしに役立(やくだ)つか?」を調(しら)べたりします。
 
計画します
道(みち)がとおる場所(ばしょ)を考(かんが)えます。「山(やま)のどこにトンネルを掘(ほ)るか?」「川(かわ)のどのあたりに橋(はし)をかけるか?」なども考(かんが)えたりします。
 
みんなと考えます
新(あたら)しい道(みち)ができて、「うれしい」と思(おも)う人(ひと)と「うれしくない」と思(おも)う人(ひと)がいます。そんな人(ひと)たちの話(はなし)を聞(き)いて、道(みち)をつくったほうが良(よ)いか、みんなで考(かんが)えます。
 
測量します
土地(とち)の形(かたち)を調(しら)べたり、高(たか)さをはかったりします。最近(さいきん)では、人工衛星(じんこうえいせい)をつかって、宇宙(うちゅう)から土地(とち)の形(かたち)や高(たか)さを調(しら)べたりもしています。
 
設計します
調(しら)べた土地(とち)の形(かたち)や高(たか)さの情報(じょうほう)をもとに、道(みち)が完成(かんせい)したときの図(ず)やもけいをつくります。「どんな形(かたち)の道(みち)にするのか?」「まわりに木(き)を植(う)えたりするのか?」なども決(き)めたりします。
 
土地を買います
道(みち)がとおる土地(とち)を、国(くに)や県(けん)や市町村(しちょうそん)が買(か)い取(と)ります。その土地(とち)の持(も)ち主(ぬし)には、建物(たてもの)や木(き)にたいしての補償金(ほしょうきん)が払(はら)われます。

前へもどる  つぎへ 次へ

一覧に戻る