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釣り文化協会の皆さんが活躍される「南港魚釣り園」から大和川を隔てた対岸に、人工的に干潟を造成するプロジェクトが進められています。 干潟は、潮の干満により干出と水没をくり返す水域のことをいい、稚魚やカニ類など多くの生き物が集まり、また、それらをエサとする水鳥も集まるなど、多様な生態系が育まれる海のオアシスです。 しかし、干潟は埋立・干拓がしやすいため、高度経済成長期に工業用地の造成などに利用され、大阪湾においても、その多くが消失しました。現在、大阪湾に残された干潟は約15haしかなく、同じ大都市の海である東京湾と比較しても、100分の1にも満たない状況です。 大阪湾再生推進会議では、大阪湾に人工的に干潟などの浅場の造成を進め、魚や貝の生息場を確保し、生き物に溢れる豊かな大阪湾の再生をめざしています。 ![]() この浅場で育った稚魚達がやがて育ち大阪湾を周遊し、釣りと海を愛する市民の方々を楽しませる日が来れば素晴らしいことですね。 現在、造成されている人工干潟は、大和川の河口に溜まった不要な砂を掘削し、海中に埋め戻すという云わばリユースで造られており、平成19年度に完成の予定です。 事業担当者:大阪府港湾局 |
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