淀川水系における新たな流域委員会の骨格について

 近畿地方整備局では、淀川水系における新たな流域委員会の骨格」(案)をとりまとめ、広く多くの皆様からご意見を募集し、総数65通のご意見をいただきました。
いただいたご意見を踏まえ、近畿地方整備局は「淀川水系における新たな流域委員会の骨格」をとりまとめました。 今後、新たな流域委員会の設置に向けて、委員選定の手続を進めていきます。
 これまでの流域委員会の役割は、河川整備計画の策定に向けて、その原案に対して意見をいただくことでした。新たな流域委員会の役割は、河川整備計画に基づき年度毎に実施する事業や施策の進捗状況について河川管理者が行う点検にあたって意見をいただくこと、また、進捗点検結果や社会情勢の変化を踏まえ、河川整備計画の変更を行う必要が生じた場合は、河川管理者が示す変更原案に対して意見をいただくことです。

 このため、関係市町村長、流域委員会の元委員、さらに一般の方々を対象に「淀川水系流域委員会や淀川水系河川整備計画の進捗状況点検のあり方に関するアンケート」(平成21年9月)を実施し、総数130通の回答をいただきました。
これらのアンケート回答を整理・検討するとともに、「淀川水系流域委員会レビュー委員会のまとめ」(平成19年4月)も参考にして、「淀川水系における新たな流域委員会の骨格」(案)をとりまとめました。