河川の維持管理

河川の維持管理
河川維持管理は、洪水・高潮等による災害が防止され、河川が適正に利用され、流水の正常な機能が維持され、河川環境が保全されるよう、河川及び河川の存する地域の特性を踏まえながら実施する必要があります。
高度経済成長期を中心に多く整備されてきた施設の更新時期を迎えている中で、河川管理の目的が達せられるよう、より効果的・効率的な維持管理を進めていくために、維持管理の目標、河川の状態把握の頻度や時期等具体的に定め、概ね5年間を基本とした河川維持管理計画を作成しました。
重要水防箇所は、堤防の大きさが不足している箇所、洪水が堤防や地盤を浸透し湧き出る恐れのある箇所、堤防の法くずれの危険性のある箇所など、洪水時に危険が予想され、重点的に巡視点検が必要な箇所を示すものです。
国土交通省では、平成14年7月にとりまとめた「河川堤防設計指針」に基づき、河川堤防の浸透に対する安全を確保するための詳細点検を実施しています。
河川愛護月間の運動は、身近な自然空間である河川への国民の関心の高まりに応えるため、地域住民、市民団体と関係行政機関等による流域全体の良好な河川環境の保全・再生への取り組みを積極的に推進するとともに、国民の河川愛護意識を醸成することを目的として行われています。