淀川水系河川整備計画の策定に向けての取り組み

琵琶湖後期放流と宇治川水位

 宇治川は、淀川水系の治水計画を考える上で、重要な位置を占めています。

  • 洪水時に宇治川、淀川の洪水を低減させるために瀬田川洗堰からの放流量を制限もしくは全閉したことにより上昇した琵琶湖水位の低下のため、淀川の水位が低下してから琵琶湖後期放流を行います。
  • このため、後期放流時は三川合流地点の水位が低くなることから、宇治川では同じ流量が流れた場合でも洪水時と比べて水位は低くなります。
  • 昭和57年台風10号の1.34倍(宇治1/150)の洪水が発生した場合の後期放流時においては、最大1,500m³/sが宇治川を流下しますが、その時の水位は概ね地盤高より低い水位となります。
  • 後期放流量は琵琶湖水位の低下とともに減少し、宇治川の水位も低下します。
    (常に1,500m³/sではない)
  • 後期放流量を最大1,500m³/sにすることで、琵琶湖水位の低下に要する時間が短縮され、後期放流期間も短縮されます。

 

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