淀川水系河川整備計画の策定に向けての取り組み

宇治川における河川改修について
 

 山科川合流点より上流の宇治川においては、天ヶ瀬ダムを効果的に運用し宇治川及び淀川本川において洪水を安全に流下させるとともに、琵琶湖に貯留された洪水の速やかな放流を実現するため、1,500m³/s の流下能力を目標に、塔の島地区における河道整備及び天ヶ瀬ダム再開発事業による天ヶ瀬ダムの放流能力の増強を行う。

 これにより、宇治川においては、戦後最大の洪水である昭和28 年台風13 号洪水を安全に流下させることが可能となるとともに、淀川水系全体の治水安全度の向上に効果のある大戸川ダム、天ヶ瀬ダム再開発と合わせ、その結果、降雨確率で概ね1/150 の洪水に対応できることとなる。なお、塔の島地区については、優れた景観が形成されていることに鑑み、学識経験者の助言を得て景観、自然環境の保全や親水性の確保などの観点を重視した整備を実施する。

淀川水系河川整備計画(案)より抜粋

 

宇治川塔の島

宇治川塔の島

 

point 宇治川1,500m³/s 改修の必要性と効果 >>【解説】

→宇治川塔の島地点における河道掘削による水位低減効果 PDFリンク(48KB)

→宇治川における大戸川ダム・天ヶ瀬ダム再開発の整備効果 PDFリンク(52KB)

point琵琶湖後期放流と宇治川水位 >>【解説】

→宇治川における整備前後の後期放流時水位 PDFリンク(100KB)

 

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