道の駅とは

「道の駅」 の3つの機能

  • 長距離ドライバーが増え、女性や高齢者のドライバーが増加するなかで、道路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間のニーズ
  • 人々の価値観の多様化により、沿道地域の文化・歴史・名所・特産物などの情報を活用した多様で個性豊かなサービスに対するニーズ
  • 地域にあっては、休憩施設が個性豊かなにぎわいある空間となって、地域の核ができ、活力ある地域づくりや道を介した地域連携の促進などの効果の期待

こうしたことを背景として、次の3つの機能をもつ休憩施設「道の駅」 が誕生しました。


休憩機能
24時間利用可能な電話や清潔なトイレ、ゆったりした駐車場の基本施設と併せて、レストランや公園、温泉・宿泊施設などが利用できる駅もあります。
「道の駅」は、どなたでも快適にくつろいでいただけるような休憩機能をもっています。
情報発信機能
「道の駅」は地域の情報ステーション。
道路情報や歴史・文化、名産品や観光地などを紹介する案内板や資料館、物産販売コーナーなどがあります。
さらに郷土芸能や朝市・展覧会などのイベントも催され、様々な情報を発信して、利用者との交流を図っています。
地域の連携機能
「道の駅」をきっかけに、まちとまちが手を結んで活力ある地域づくりに取り組んでいます。
駅相互の連絡を強化することによって、経営内容の改善やサービスの向上が図れるだけでなく、機能の補充もしあえるので、利用者に安心や魅力を与えます。

「道の駅」シンボルマーク

「道の駅」は、訪れるドライバーのためにも、地域の 方々にとっても親しみやすい潤いある交流の場であって欲しいということから、全体を"木"と"家"をモチーフにして構成されています。
左側: 駐車場と樹木2本で緑あふれる安らぎの空間をイメージ
右側: 建物と人(人の形はインフォメーション[information]の" i "を形取っています。)で単なる駐車スペースだけでなく、案内・地域情報の発信等の機能を持っているという意味

 

木と駐車場と道路が"道"のしんにょうのイメージしたものとなっています。

 

※「道の駅」および道の駅のシンボルマークは登録商標です。

「道の駅」できるまで、できてから

「道の駅」は、道路利用者の休憩施設であるとともに、利用者と地域のふれあいの場 “地域の顔”となる施設として生まれます。
地域を代表する市町村・公益法人等と道路管理者が一体となって整備を行うところに特徴があります。

 

 

「道の駅」が備えるサービス等

情報サービス [駐車場]
24時間利用可能で、利用者が無料で利用できる十分な容量の駐車場。
[トイレ]
清潔で24時間利用可能。身障者用も設置。
[案内・サービス施設]
原則として案内人がいて、道路や地域の情報を親切に提供。
地域の優れた景観を損なうことのないよう、十分に配慮した施設計画。
設置位置: 休憩施設としての利用のしやすさ、「道の駅」相互の機能分担の観点から、適切な場所に設置。
配慮事項: 年少者・高齢者・障害者等、様々な人々の使いやすさに配慮。

オープン後の維持管理

地域が一体となって誕生させた「道の駅」。
人々の夢を映したその駅をいつまでの快適に利用していただける様に、 日常の管理・運営など、市町村や公益法人などが中心となって行っています。