とじるRokko Green Belt六甲山系電子植生図鑑
葉の形:単葉葉の付き方:束生葉の縁:全縁

ヤマモモ

科名 : ヤマモモ
初級
分類 : 照葉樹
 

この樹木について

山麓の照葉樹林に生育する照葉の高木です。 名前は、山に生え、果実がモモのように食べられることに由来します。雄と雌は異なる株で、雌株は初夏に赤く熟した果実をたくさん枝先につけます。その時期にヤマモモの木の下を通るとたくさんの果実が落ちています。果実は果実酒などに利用されます。

ここがポイント

見る 初夏に赤く熟した果実が枝先にかたまってつきます。
味わう 果実は甘く、おいしいです。果実は果実酒などに利用されます。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 鉢伏山から鉄拐山にかけてのウバメガシ群落内に大木が生育しています。また、岡本の保久良神社にはヤマモモの群生する立派な林が成立しています。

ウバメガシ群落に多く見られます。海岸近くのやせて乾燥した立地の林によく見られます。

  自然林 二次林 人工林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

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