とじる
葉の形:単葉葉の付き方:互生葉の縁:全縁

オガタマノキ

科名 : モクレン
上級
分類 : 照葉樹
 

この樹木について

御神木(ごしんぼく)として神社によく植栽される照葉樹です。神様を現世に招き祭る「招魂(おきたま)」という行事にちなみ付けられた名前だと言われています。

ここがポイント

見る 新芽やつぼみは金色の毛におおわれています。葉を日に透かして見てください。葉の縁が透けて縁取られるように見えます。葉柄がついている枝を見ると、くるりっと線が入っています。
嗅ぐ 初春から白い花が咲き出します。花はとても甘いにおいがします。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 六甲山山麓の神社などに点々とみられる程度です。

神木に使われるように日本の照葉樹林を代表する樹木です。六甲山では自然状態でオガタマノキの大木が確認されていないことから、植栽起源またはそこからの逸出であると考えられています。

  自然林 二次林 植林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

サカキ 葉の質や色がサカキとよく似ています。オガタマノキは新芽が金色の毛におおわれていますが、サカキの目には毛が生えていません。