とじる
葉の形:単葉葉の付き方:互生葉の縁:鋸歯

マンサク

科名 : マンサク
中級
分類 : 夏緑樹
 

この樹木について

早春、2月〜3月のまだ林が冬の様相の頃に、いち早く黄色の可憐な花をたくさんつけます。 花は細い黄色の花びらからできていて、春先には遠くからでも目立ちます。名前の由来はたくさん花をつけるので「満作(まんさく)」,「まず咲く」がなまってマンサクになったなど、諸説あります。縁起の良い名前であることや、春を告げる花として人々に親しまれていることから、昔から庭木や盆栽などに用いられてきました。

ここがポイント

見る 早春の花が大きな特徴です。2月下旬から3月頃に、ぜひ探しに出かけてみて下さい。葉の縁の波状の鋸歯もよい特徴です。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 特に裏六甲のハイキングコース沿いを歩くと、点々と見ることができます。住吉川の上流の黒岩谷に行くとたくさんのマンサクを見ることができます。

おもにブナ−シラキ群集に生育しています。明るい森林や沢沿いに生育しています。

  自然林 二次林 人工林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

ツノハシバミ ツノハシバミの葉は重鋸歯なので区別できます。