とじる
葉の形:単葉葉の付き方:互生葉の縁:鋸歯

カマツカ(別名:ウシゴロシ)

科名 : バラ
初級
分類 : 夏緑樹
 

この樹木について

カマツカは材が硬く丈夫なため、鎌や鎚の柄に使われたことが名の由来です。また、ウシゴロシという別名は、材を牛の鼻輪に使うことに由来していると言われています。花は4月から6月にかけて咲きます。

ここがポイント

見る 葉の縁に細かい鋸歯があるのが特徴的です。鋸歯をよく見ると上を向いています。
葉の裏は薄い緑色で光沢があり、脈が網目状に細かく入っています。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 六甲山のほぼ全域で見ることができます。

夏緑林によく見られる木です。

  自然林 二次林 植林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

アオハダ 葉がよく似た樹木にアオハダがあります。アオハダの葉の付き方は枝先に集まってつくことで区別できます。
ワタゲカマツカ
ケカマツカ
葉の裏に白い綿毛が密生するものをワタゲカマツカ、毛の生え具合がカマツカとワタゲカマツカの中間程度のものをケカマツカと呼びますが、その区別は大変難しいです。