とじる
葉の形:単葉葉の付き方:互生葉の縁:鋸歯

カスミザクラ(別名:ケヤマザクラ)

科名 : バラ
中級
分類 : 夏緑樹
 

この樹木について

春先の山で点々と花を咲かせる様子が、霞のかっているように見えることから、「カスミザクラ(霞桜)」という名前がつきました。花と同時に出る葉は、きれいな黄緑色をしていて、白い花とのコントラストが美しく、どこか気品を感じる木です。

ここがポイント

見る 葉の葉柄には1対の腺点があります。 同じ場所で、カスミザクラの花は普通ヤマザクラよりも1〜2週間程度遅れて咲き始めます。また、新しい葉は黄緑色をしています。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 六甲山全体に点々と分布しています。

おもに夏緑二次林に生育しています。

  自然林 二次林 人工林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

ヤマザクラ ヤマザクラは葉柄に毛がないのに対し、カスミザクラの葉柄には毛があることで区別できます。また、ヤマザクラは、葉の出始めの色が赤茶色であるのに対し、カスミザクラは黄緑色であることも区別のポイントです。