とじる
葉の形:複葉葉の付き方:互生葉の縁:全縁

ニワウルシ(別名:シンジュ)

科名 : ニガキ
中級
分類 : 夏緑樹
 

この樹木について

庭木や街路樹として明治時代初期に中国から導入された外来植物です。ウルシに似ていて、庭に植えられることから「ニワウルシ(庭漆)」の名がつきました。

ここがポイント

見る 10対を超えるたくさんの小葉をつけた羽状複葉が何よりの特徴です。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 現在では表六甲を中心に、広く見かけます。

最近、表六甲の林縁や伐採跡を歩いていると、ニワウルシの幼木をよく見かけるようになりました。この幼木が大きくなってきたとき、林はどのような姿になっているのでしょうか。 外国から導入された植物が、当初の意図に反して野外へ広がり、大繁茂することがあります。近年、こうした外来植物による、日本の生物相や景観への影響が、問題視されるようになってきました。ニワウルシもそうした外来植物の一つになるのか、今後も見守って行く必要があります。

  自然林 二次林 人工林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

ウルシ類 似ているといっても、ウルシ類はニワウルシのように小葉が10対を超えるようなことはありません。