ヤマウルシ |
科名 : ウルシ |
初級 |
分類 : 夏緑樹 |
ウルシといえば、樹皮から採れる汁を漆器に使うことで有名です。ウルシの由来は「塗る汁」だといわれています。ヤマウルシの名は、山地性のウルシの意味です。
葉は円く、先はとがり、若いときは鋸歯があります。 | |
ウルシの仲間は、樹液でかぶれることがあります。肌の弱い人は触れないように注意して下さい。 |
六甲山系全域に広く分布しています。 |
明るい場所に多く見られます。特に、アカマツ−モチツツジ群集をはじめ、二次林では高い頻度で出現しています。
自然林 | 二次林 | 人工林 | |||||||||
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群落 略称 |
ブナ | ウラジロガシ | コジイ | アラカシ | ウバメガシ | アカマツ | コナラ | エノキ | オオバ ヤシャブシ |
ニセ アカシア |
スギ |
分布 | ○ | △ | − | ◎ | ○ | ◎ | ○ | △ | ○ | △ | ○ |
ウルシ類 | ウルシ類はみな、羽状複葉の葉が枝先に集まってつきます。これらの仲間は、葉裏の毛の生え方で区別します。毛が葉の両面にあるのがヤマハゼ、脈上のみなのがヤマウルシで、ハゼにはほとんど生えていません。 |
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