![]() ![]() ![]() モチノキ |
科名 : モチノキ |
中級 |
分類 : 照葉樹 |
六甲山の照葉樹林を代表する樹木の一つです。4〜5月に黄緑色の小さな花が集まって咲き、11〜1月に果実が赤く熟します。名前の由来は、夏に樹皮をはいで数ヶ月間水につけて腐らせ、臼でついて、「とりもち」をとることからきています。
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樹皮は灰白色でなめらかです。厚くて平たい葉が特徴です。 |
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六甲山では社寺林でよく見られます。また須磨のウバメガシ群落で多く見ることができます。 |
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コジイーカナメモチ群集およびウバメガシ群落に生育しているほか、二次林にも点在します。
自然林 | 二次林 | 植林 | |||||||||
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群落 略称 |
ブナ | ウラジロガシ | コジイ | アラカシ | ウバメガシ | アカマツ | コナラ | エノキ | オオバ ヤシャブシ |
ニセ アカシア |
スギ |
分布 | − | ○ | ◎ | − | ◎ | △ | △ | − | − | − | △ |
クロガネモチ | モチノキはクロガネモチよりも葉が硬いこと、真ん中からふたつに折れていることがあります。また、クロガネモチの葉は裏がてらっと光っています。若い枝を比較するとクロガネモチは黒みを帯びており、モチノキは薄い緑色です。 |
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