とじる
葉の形:単葉葉の付き方:互生葉の縁:鋸歯

アワブキ

科名 : アワブキ
中級
分類 : 夏緑樹
 

この樹木について

この木を燃やすと、切り口から盛んに泡が出ることから、「アワブキ(泡吹)」の名前がついたといわれています。中国では泡吹花と書かれ、花が咲くと白い花が樹冠をおおい、泡を吹いてるように見えるからだといわれています。花は6月中旬から7月中旬に咲きます。

ここがポイント

見る 楕円形のかなり大きな葉です。葉の側脈は、きれいに平行に走っていて、鋸歯まで届いているのが特徴です。 また、葉の両面に毛があるのも特徴的です。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 六甲山では、裏六甲の海抜400〜750mの範囲を中心に分布しています。

ブナ帯のハイキング道沿いなどの林縁や谷筋によく見られます。

  自然林 二次林 人工林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

ミヤマハハソ 似た樹木にミヤマハハソがあります。ミヤマハハソの葉は小さく、アワブキの方が普通は大きいです。また、ミヤマハハソの葉の裏の脈の分岐点には、毛がかたまって生えているので区別することができます。