とじる
葉の形:単葉葉の付き方:互生葉の縁:鋸歯

チャノキ(別名:チャ)

科名 : ツバキ
中級
分類 : 照葉樹
 

この樹木について

文字どおりお茶の原料になる木です。奈良時代に中国から入ってきた樹木です。晩秋にはヤブツバキに似た白い花を咲かせます。枝葉を摘んできて、束ねて火であぶります。火であぶった枝葉をもみ、お湯の中へ入れ、一度沸かせるとお茶ができます。

ここがポイント

見る 葉脈は裏面に出っ張っているので、表面から見ると葉脈がへこんで、葉脈の間が盛り上がった形をしているのが特徴です。葉の縁には鈍い鋸歯があります。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 山麓付近にわずかに生育しています。

  自然林 二次林 人工林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

葉の特徴に着目すれば、六甲山で見間違う樹木はないでしょう。