タラノキ	科名 : ウコギ	中級
	分類 : 夏緑樹

この樹木について

山菜として新芽を天ぷらにするので、食べたことのある方も多いのではないでしょうか。春先を過ぎるとトゲがかたくなって食べられません。

	幹や枝、そして葉にまで、全体的に鋭いトゲの多いことが何よりの特徴です。
	新芽は山菜として有名です。ただし、採るのは１番芽のみか２番芽までがマナーといわれています。３番芽まで採ってしまうと木が枯れてしまうので、節度を持って採取しましょう。

六甲山での分布と環境や植生との関係

	明るいハイキング道沿いでよく見つけることができます。

伐採跡の藪や林縁など明るい場所でよく見かけ、タラノキ−クサイチゴ群集の指標となります。

	自然林			二次林					人工林
群落 略称	ブナ	ウラジロガシ	コジイ	アラカシ	ウバメガシ	アカマツ	コナラ	エノキ	オオバ ヤシャブシ	ニセ アカシア	スギ
分布	−	−	−	−	−	△	△	△	○	−	−

よく似た樹木

−	あまりに特徴的な葉の形をしているので、六甲山で見間違う樹木はないでしょう。