とじる
葉の形:単葉葉の付き方:束生葉の縁:全縁

ユキグニミツバツツジ

科名 : ツツジ
上級
分類 : 夏緑樹
 

この樹木について

名前のとおり、雪の多い日本海を中心に分布するツツジです。そのような雪国のツツジが六甲山でも見ることができます。さすがに雪国のツツジだけあって、海抜の高い、裏六甲に偏在しています。コバノミツバツツジに遅れて、5月頃に薄ピンク色の花を咲かせます。

ここがポイント

見る 葉は枝先に3枚ずつつき、葉裏の主脈上には毛があるのに葉柄の部分のみ毛がないことが特徴です。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 裏六甲の海抜の高いところに、点々とまばらに生えています。

ブナ林(ブナ−シラキ群集)を指標する樹木で、斜面上部や尾根部を中心に点在しています。

  自然林 二次林 植林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

コバノミツバツツジ 葉柄に伏毛がないこと、葉が一回り大きいこと、葉の形がよりひし形に近いこと、などでコバノミツバツツジと区別できます。