とじる
葉の形:単葉葉の付き方:束生葉の縁:全縁

ウンゼンツツジ

科名 : ツツジ
上級
分類 : 半常緑
 

この樹木について

同じツツジの仲間でも、モチツツジやコバノミツバツツジに比べると花も葉もミニチュアです。春に開いた白い花の直径は1.5cmほどしかなく、可憐な雰囲気をかもしています。見頃は、ゴールデンウィーク頃です。六甲山のウンゼンツツジは、白花であることから、シロバナウンゼンツツジとして分けられることがあります。

ここがポイント

見る 針金のような細い枝が、低く四方に広く枝を張る樹形に、小さな葉がたくさんついている姿を見れば花がなくてもわかります。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 紅葉谷などの高海抜域に多く見られるものの、表六甲でも約250mの高さまで降りてきています。

ブナ林には必ずといっていいほど生育しています。しかし、分布範囲は広く、アカマツ林,コナラ林などでも見ることができます。日向や日陰、岩の隙間など様々な環境に適応しています。

  自然林 二次林 人工林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

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ヤマツツジ 夏に新しく展開するヤマツツジの葉は、大きさや形がとてもよく似ていて、見わけるのが非常に難しいときがあります。