とじる
葉の形:単葉葉の付き方:対生葉の縁:鋸歯

ヒイラギ

科名 : モクセイ
初級
分類 : 照葉樹
 

この樹木について

ヒイラギは葉に鋭いトゲがあり、それが指に刺さるとズキズキ痛いこと(古語で「ひいらぐ」)から名前がついたと言われています。古くから魔よけとしても使われ、玄関や生け垣などにもよく植えられます。節分の行事でも使われ、身近に見られる樹木の一つです。またヒイラギを漢字で書くと「柊」となるように、花を冬(11月から12月)に咲かせます。

ここがポイント

見る 葉に大きなトゲがあることが大きな特徴です。老木になると葉のトゲは無くなり、葉の縁は円くなります。
嗅ぐ 花の時期に近寄ると、いい香りが漂います。
触る トゲのある葉は、触ると痛いです。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 今回の調査から、海抜100〜600mを中心に分布していることがわかりました。

様々なところに生育しています。ハイキング道沿いでもよく見られます。

  自然林 二次林 植林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

リンボク ヒイラギは葉が対生なので、互生のリンボクと区別できます。