とじる
葉の形:単葉葉の付き方:対生葉の縁:鋸歯

ムラサキシキブ

科名 : クマツヅラ
初級
分類 : 夏緑樹
 

この樹木について

初夏に紫色の花が咲き、秋になると美しい紫色の実をつけます。葉は細長く対生しています。名前の由来は、美しい紫色の果実を、平安時代の才女、紫式部に例えたと言われています。また、びっしりと実のついた様子の「紫茂実(しげみ)」、あるいは「紫敷く実」からきたのだという説もあります。

ここがポイント

見る 紫色の花や実がついていれば、容易に見分けることができます。対生し細かい鋸歯のある葉も特徴です。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 六甲山全域に広く分布しています。

コナラ−アベマキ群集、エノキ−ムクノキ群集を中心に広く生育しています。

  自然林 二次林 植林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

よく似た樹木

ヤブムラサキ ヤブムラサキの葉は触るとビロード状の感触があるのに対して、ムラサキシキブはややざらついた感じなので、触ってみると区別は容易です。