オオカメノキ(別名:ムシカリ) |
科名 : スイカズラ |
初級 |
分類 : 夏緑樹 |
5月頃に白い小さな花をたくさんつけます。中心部には小さな花が、周辺部には大きな花が配置されています。周辺の花は花粉を運んでくれる虫たちを呼び寄せるための飾り花です。また、秋には赤色から黒色に変わっていくの果実が目立ちます。名前の由来は、葉の形を亀の甲羅に見立てて「大亀の木」とした説や、「大神の木」がなまってオオカメノキになったという説があります。別名のムシカリは、葉によく虫がつくので、「虫喰われ」がなまってムシカリになったといわれています。
葉はほぼ円形をしていて、葉のおしりはハート形にへこみます。平行脈がたくさんあり、その先よく見ると小さな鋸歯がついています。 |
海抜550〜800mまでのブナ帯によく見られる樹木です。 |
ブナ−シラキ群集を特徴づける樹木です。山頂付近のハイキング道付近や紅葉谷などでも点々と見ることができます。
自然林 | 二次林 | 人工林 | |||||||||
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群落 略称 |
ブナ | ウラジロガシ | コジイ | アラカシ | ウバメガシ | アカマツ | コナラ | エノキ | オオバ ヤシャブシ |
ニセ アカシア |
スギ |
分布 | ★ | − | − | − | − | △ | △ | − | − | − | − |
ガマズミ | ガマズミの葉のおしりは円く、オオカメノキのようにハート形にへこみません。 |
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ヤブデマリ | オオカメノキの飾り花は5枚に分かれて見えるのに対し、ヤブデマリは4枚に分かれて見えることで区別できます。 |