とじる

オオイワカガミ

科名 : イワウメ
分類 : 常緑多年草
 

この植物について

群生していることが多く、ピカピカの葉がたくさん集まって、よく目につきます。5月中頃に、裏六甲の尾根筋を通るハイキング道を歩けば、白やピンク、個体によって色合いの異なる可憐な花を楽しめます。

ここがポイント

見る 鏡に見立てられたピカピカの葉。光が差し込んでくると、本当に光って見えます。
触る 鏡のような葉は、触ってもツルツルです。

六甲山での分布と環境や植生との関係

分布 おもに700m以上の、ブナ帯を中心に分布しています。「イワカガミ(岩鏡)」の名が示すとおり、岩が露出した尾根などで見かけることが多いようです。

ブナ帯に多く、六甲山でもブナ林に特徴的に現れています。とはいっても、ブナ林の中を通るハイキング道は、谷筋沿い。ねらい目は、尾根筋を通るハイキング道のアカマツ林です。細い尾根筋のアカマツ林を歩いていて、岩がゴロゴロしているような所を通るときは、あたりを探してみて下さい。きっと、見つかりますよ。

  自然林 二次林 人工林
群落
略称
ブナ ウラジロガシ コジイ アラカシ ウバメガシ アカマツ コナラ エノキ オオバ
ヤシャブシ
ニセ
アカシア
スギ
分布

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