記者発表

北近畿豊岡自動車道豊岡道路の整備効果 ~第三次救急医療機関への所要時間が約7分短縮~

道路
国道483号 北近畿豊岡自動車道豊岡道路(豊岡出石IC~但馬空港IC 2.0km)が令和6年9月23日に開通しました。
この度、開通後の交通状況と、地域の安全・安心確保の観点から整備効果をとりまとめましたのでお知らせいたします。

■開通による主な整備効果
【1.交通状況の変化】
(1)豊岡道路の開通による交通の転換
  ・並行する国道312号・市道三坂納屋線の約3割の交通が豊岡道路に転換
(2)並行道路の旅行速度の向上
  ・並行道路の平均旅行速度が1~2割向上
   国道312号(北行) 開通前34km/h ⇒ 開通後37km/h  約1割向上
   三坂納屋線(南行)  開通前30km/h ⇒ 開通後35km/h  約2割向上
(3)渋滞の緩和
  ・妙楽寺交差点の混雑が大幅に緩和
   妙楽寺交差点(東側流入部)の最大渋滞長開通前330m ⇒ 開通後80m
【2.地域の安全・安心確保】
(1)第三次救急医療機関へのアクセス向上
  ・但馬地域唯一の第三次救急医療機関である公立豊岡病院への平均所要時間が
   約7分短縮(約10分⇒約3分)
  ・また、水害等の災害時にも救急搬送経路としての機能を確保
 問い合わせ先

国土交通省 近畿地方整備局 豊岡河川国道事務所

副所長 浦本 康仁(うらもと やすひと)
計画課長 髙木 敦史(たかき あつし)

TEL 0796-22-3126(代)