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ホーム > 道路事業 > 和歌山県・道づくり懇談会 議事要旨

第1回
■和歌山県の現状
  • 観光をはじめ、経済状況を表す指標値はいずれも低く、地域活力は低迷している。
  • 一方で、高齢化率は全国平均よりも高く、特に内陸部でその傾向が著しい。
  • 道路整備は全国の中でも遅れており、「狭い道路が多い」「交通事故が多い」などの特徴がみられる。
  • 県民の道路満足度調査でも、地域住民、道路利用者の不満度は高く、道路整備の遅れが反映されている。
■主なご意見
【道路整備の現状認識と要望】

  • 道路は社会基盤施設の最も重要なものであり、交通のためばかりではなく、上下水道、電気・ガスの通路、日照・通風や災害時のスペースなど、様々な役割を担っている。
  • 住民の生活や観光、産業など、生活の全ての基本部分に道路がある。
  • 和歌山の道路は全ての面で遅れており、高速道路の整備に期待。
  • 生活道路も多くが一車線であり、最低二車線の道路が必要。
  • 海岸から山地までの僅かなスペースに道路や鉄道が通っており、地震対策が重要。
  • 大阪、京都、名古屋からの観光客からは、車の場合、3〜4時間の運転が限界という声があがっており、この範囲で来て頂ける道路整備が望まれる。
  • 仕事の移動で、鉄道より道路の方が早いケースがあったり、また、新しく道路が出来たおかげで、これまではできなかった仕事も受けることができるようになり、道路整備の重要性を実感。
  • インターチェンジまで2時間以上という地域もあり、高速道路の整備が遅れている。県民の生活利便性の向上面だけではなく、産業振興の面からも高速道路の整備促進が望まれる。
  • 幅員を狭くして道路延長を延ばすという意見もあるが、幅員も広く、延長も長くという考え方で進めて頂きたい。
  • 和歌山市内についても東西南北の道路網特性を考慮し、バイパス整備などにより、効率的に交通を処理するなどの工夫が必要。
  • 長い時間をかけて計画→実行→完成というステップで進められる道路整備のプロセスなどが県民に見えるような広報活動や道路整備に関わる情報の開示が必要。


【今後の道路整備について】
 
  • 遅れている道路整備に対して、県民側からも生活の中で感じていることを声に出していくことが必要。
  • 限られた予算を効率的に使うことが必要であるが、経済効率のみでなく、住民の安全など、社会基盤としてあるべき姿、社会的公平性から判断すべきであり、そのためのシステムづくりが必要。
  • ナショナルミニマムは地方それぞれによって異なり、これからは地方から発信という意味からローカルマキシマムという発想で考えるべき。
  • 道路整備は人間の快適さ、豊かさを基準にすべきであり、これは公共事業の目的でもある。また、未来を見据えたものであることも必要。
 
■まとめ
 
  • 高速道路、幹線道路の整備促進が最優先課題であるが、和歌山の場合、一般道路、生活道路も同様に整備を進めるべき。
  • 道路整備を経済効率だけで考えず、県民の生活を守るという視点から考えることが重要。
  • 限られた予算を有効に活用するため、和歌山県の特性に応じた道路整備の基準づくりが必要。
  • 県民に対して、行政がもっと道路整備に関わる情報の開示や広報活動を展開することが必要。
 
 
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