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- “豊かな自然資源は和歌山県の貴重な財産であり、また大きな観光資源でもある.これらの資源を保全するため、環境共生型の道づくりを進める.”という表現について、自然資源は和歌山だけのものではなく世界的な資源であり、また観光資源だけに限定されるというものでもない。CO2の抑制への対応などの点も考慮すると、単なる環境共生型という言葉だけでまとめてしまってよいか。
- “京阪神地域や中京都市圏からの観光客をターゲットとした...”という表現については、観光のマーケットを京阪神都市圏、中京都市圏に限定せず、全国、海外も視野に入れる必要がある。
- 基本的な考え方の中に、「和歌山の自立を促す道づくり」という視点がほしい。道路網は人体に例えると血管のようなものであり、立派な道であっても、円滑に交通が流れて、港湾やターミナルなどの様々な機能とうまく接続できないとその役割を果たせず、各地域が持っている本来のポテンシャルが発揮できない。このような視点からの提言も入れておきたい。
- “和歌山県の魅力である観光産業の振興”という表現があるが、これからの時代は観光による交流だけではなく、もっと幅広く、様々な分野での交流を追求していくことが大事であり、このような人と人との出会いをイメージできる表現にしたい。
- 「...基盤施設として、近畿自動車道紀勢線、京奈和自動車道、府県間道路等の整備を促進...」の中の“府県間道路”には地域高規格道路も含まれる。
- 県の道づくり基準であげている5m道路は、“地域の実情に応じた道づくりの基準”あるいは“限られた予算を有効に活用するための道路整備の基準”などの表現の中で取り上げている。
- 和歌山の道路整備は遅れているので、少なくとも全国水準レベルまで向上させるという表現があってもよいのではないか。これは、道づくりの前提条件になる。
今回のご意見、欠席者のご意見もお聞きし、修正した上で、再度各委員の方々にご確認をお願いする。
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