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PDCAサイクル型河川管理

国土交通省近畿地方整備局では、平成25年11月28日に、概ね30年程度の中長期計画として、河川法第16条の2に基づき、「大和川水系河川整備計画」(以下「整備計画」という。)を策定しました。 整備計画においては、「河川整備の目標に関する事項」の一つとして、「河川維持に関する目標」が定められました。 また、その目標を達成するための方策である「河川維持の目的、種類及び施行の場所」として、河道の機能維持や河川管理施設の維持管理について、全体像が定められています。
これらをさらに具体化し、概ね5年間に実施する具体的な河川管理の内容を定めたものが、「河川維持管理計画<大和川>」(以下「維持管理計画」という。)です。 大和川河川事務所では、整備計画の策定に先立ち、平成24年4月に維持管理計画を策定し、河川の状態把握や維持修繕事業、河川区域等の管理などを行ってきました。
加えて、今般策定した整備計画においては、目標達成のために実施する河川工事などが確実に実行されるよう、PDCAサイクル型の行政マネジメントを導入することとされました。 そこで、まず河川管理の分野から、この取り組みを始めることとし、毎年度の事業などの進ちょくや効果を点検・評価し、常にその改善に努めていくこととしたものです。