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わたしたちの亀の瀬

9.「亀の瀬地すべり対策工事」ここがすごい!B	深礎工

(1)土の動きを力づくで止める工事

1. くいで土をせきとめる「深礎工(しんそこう)」

深礎工は、すべり面より下の固い安定した地層(ちそう)まで巨大(きょだい)なくいを打ち、すべろうとする土のかたまりをせき止める工事です。くいは最大で直径約6.5m、深さ約100mもあり、約6,000トンの力を受け止めることができます。この主力のくい55本をふくめて、全部で170本のくいが亀の瀬(かめのせ)地内に配置されていますが、すべて土の中にうまっているため見ることはできません。

地中にうまる巨大なコンクリートくい(イメージ)
地中にうまる巨大なコンクリートくい(イメージ)