深礎工は、すべり面より下の固い安定した地層(ちそう)まで巨大(きょだい)なくいを打ち、すべろうとする土のかたまりをせき止める工事です。くいは最大で直径約6.5m、深さ約100mもあり、約6,000トンの力を受け止めることができます。この主力のくい55本をふくめて、全部で170本のくいが亀の瀬(かめのせ)地内に配置されていますが、すべて土の中にうまっているため見ることはできません。