「深礎工」の工事は、巨大な穴(あな)をほることから始まります。穴がくずれないように、穴のかべを厚さ35cmのコンクリートで固めながらほり進めます。穴をほり終えたら、かべにそって鉄筋(てっきん)を組み上げてコンクリートを流しこみます。完成したときのようすは、鉄筋コンクリートのくいそのものです。そのため、「深礎工」は“くいを打つ”と表現されます。