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わたしたちの亀の瀬

5.今、地すべりが起きたらどうなるの?

(1)被害(ひがい)の大きさと道路や鉄道へのえいきょう

1. 予想される被害の大きさ

亀の瀬(かめのせ)地すべり対策(たいさく)事業を行わなかった場合、今、地すべりが起きたらどうなるのでしょう? 国は、2008年(平成20年)3月の最新の地形、人口、事業所数などさまざまなデータをもとに計算しました。すると、金額にして約4兆(ちょう)7千億(おく)円という大きな被害が発生するという予想が出たのです。

グラフ

2. 国道25号が使えなくなったら?

1967年(昭和42年)の地すべりでは国道25号が通行止めになりました。現在、国道25号の平日の交通量は、王寺町(おうじちょう)藤井(ふじい)地点で1日約20,400台、柏原市(かしわらし)高井田(たかいだ)地点で約28,400台です。地すべりで通行止めになると、これらの自動車は国道165号を通るまわり道をしなくてはなりません。時間もガソリン代も大変なむだが出ることになります。

国道25号が通行止めになった場合のまわり道
こんなに遠回りになるのは困るよ

3. 鉄道が使えなくなったら?

現在の1日平均乗車人数から、JR関西本線を利用する30万人以上の人たちが電車を使えなくなると考えられています。

好きなところにいけないの?