HOME 事業案内・事務所紹介 亀の瀬 わたしたちの亀の瀬 地すべりが起きたら? 2/2

わたしたちの亀の瀬

5.今、地すべりが起きたらどうなるの?

(2)毎日のくらしへのえいきょう

1. わたしたちの家庭の被害

奈良県(ならけん)、大阪府(おおさかふ)で合せて18万以上の家庭が浸水(しんすい)被害を受けると予想されています。まず、建物の被害があります。また、一度水びたしになった家具や電気製品はほとんど使いものになりません。

ぼくの家が浸水したらどうしよう?
台風9号の水害で、町役場は天じょう近くまで水につかりました。2009年(平成21年)8月、兵庫県佐用町(さようちょう)

2. 会社やお店などの被害

通行止めなどで道路が使えなくなると、お店は食料品や日用品の仕入れにこまります。わたしたちは日々の買物にこまります。工場や機械が浸水すると仕事ができなくなります。たくさんの人がこまることになります。

買物ができないと、ごはんもつくれないよ
台風23号で円山(まるやま)川の堤防(ていぼう)がこわれ、町中に水があふれました。2004年(平成16年)10月、兵庫県豊岡(とよおか)市

3. ライフラインの被害

ライフラインとは、電気・ガス・水道のことです。地すべりによってライフラインが使えなくなることも予想されます。電気・ガス・水道を使えない生活を想像してみてください。

電気・ガス・水道が使えないのよ!
円山川の水害では水道が止まり、給水車で水をもらいました。2004年(平成16年)10月、兵庫県豊岡市

4. 田んぼや畑の被害

農業には、食料をつくるという役わりや、自然豊かな景観(けいかん)を守るという役わりがあります。亀の瀬の周辺には甲子園(こうしえん)球場の約480個分の田畑があり、その多くが被害を受けると予想されています。

亀の瀬のまわりにある田畑は、甲子園球場480個分!
大和川からあふれた水で田畑が水につかり大きな被害がでました。1995年(平成7年)7月 安堵町(あんどちょう)、斑鳩町(いかるがちょう)、河合町(かわいちょう)