亀の瀬(かめのせ)では、1962年(昭和37年)に本格的な地すべり対策(たいさく)工事を開始すると同時に、さまざまな調査を行ってきました。調査結果をみると、工事が進むにつれて地すべり活動が少なくなり、現在では地すべり活動はほとんどみられなくなっています。
地表の土の動きを調べる方法の一つに「伸縮計(しんしゅくけい)」があります。伸縮計は2つの場所を細い金属の線でつないだもので、地すべりがあるとどれくらい地面が動いたかわかるしくみになっています。