直接接触酸化方式

接触材をつり下げた鉄製カゴ枠を河床に敷き並べ直接河川水を流し浄化を図る方式。接触材の表面にすむ微生物が汚濁物質を吸着・分解し浄化します。
■浄化原理と仕組み
■浄化原理と仕組み
(日)鋼製カゴ枠を河床に設置しています。
(月)カゴ枠の中には、接触材を敷き詰めた袋をつり下げています。
(火)接触材にはプラスティック製および木炭系接触材を採用しています。
(水)最下流に設けた堰が淡水域をつくり、さらに浄化効果を高める仕組みになっています。
■特徴
- カゴ枠の中にはゴミが入らないように考慮した形状です。
- フタは人力で開閉ができる構造としているため、接触材のメンテナンスが容易にできます。
- カートリッジ式のため移動が容易にできます。
- 維持管理が容易でコストがかかりません。
施設諸元
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施設名 | (19)城井井堰浄化施設 |
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位置 | 奈良県大和郡山市番条町地先 |
対象河川 | 大和川 |
完成時期 | 平成13年度 |
浄化方法 | 直接接触酸化法 |
浄化水量 | 1.5m3/s |
計画除去率 | BOD5~10% |
施設規模 | W20m×L76m |